コロナの自粛生活で、おうちでご飯を食べる機会が多くなってきました。
おうちでもレストランのような美味しいごはんを食べたい!作りたい!そんな時にオススメなのが、SNSで話題の低温調理器BONIQ(ボニーク)です。
レストランのようにジューシーなローストビーフ!も低温調理器BONIQ(ボニーク)にまかせてしまえば、とっても美味しく作れちゃいます!
低温調理器BONIQ(ボニーク)は1種類のお料理だけでなく、ローストビーフ・作り置きの炊き込みご飯の素なども一度に作れるので、時短で数種類のお料理を作ることが出来るんですよ!
おまけに洗い物もほぼ出ません!使うのは大きなお鍋1個と低温調理器BONIQ(ボニーク)だけ!低温調理器BONIQ(ボニーク)ではジプロック及びポリ袋で真空にした食材をお鍋に入れる方法で調理するので、お鍋もほとんど汚れないので後片付けがとってもラクチンです!
以前に企業さまの低温真空調理のレシピ開発をさせていただいていた管理人が、話題の低温調理器「BONIQ(ボニーク)」を実際に使わせていただいた感想です。
低温調理器「BONIQ(ボニーク)」があればおうちごはんがプロのシェフが作ったように!
おうちごはんだけでなく、ホームパーティのパーティ料理まで簡単に美味しく作れちゃう低温調理器「BONIQ(ボニーク)」の使い方からレシピまでご紹介します!
低温調理器「BONIQ(ボニーク)」
低温調理器「BONIQ(ボニーク)」はコンパクトでスタイリッシュな、家庭用低温調理器具です。たんぱく質を低温で調理すると、硬くならずジューシーに美味しく仕上がります。
たんぱく質が固まる温度が62℃といわれています。62℃はお肉が硬くなりはじめる温度です。低温調理器「BONIQ(ボニーク)」でローストビーフを調理するときは60℃で一定の温度を保つことが出来るので、お肉が硬くならない安定した温度で調理できるのでお肉がしっとりと柔らかくなります。
ポリ袋レシピも、お湯が沸騰したお鍋に火を止めてから食材の入ったポリ袋を入れてフタをして一定時間かけて低温調理できる方法ですが、低温調理器を使わないとだんだんと温度が下がってきます。
ローストビーフ・ローストポークは温度を一定にしないと美味しくできません!まして豚肉はしっかりと中まで火を通さないと食中毒の危険があるので、沸騰してフタをしただけのポリ袋レシピでは不安です。
低温調理器「BONIQ(ボニーク)」を使うと、温度を一定に保ってしっかりと中まで火が通るのでジューシーで美味しい仕上がりになります。
低温調理器「BONIQ(ボニーク)セット内容」
低温調理器「BONIQ(ボニーク)セット内容」は、本体とクリップ。
取扱説明書とガイドブックです。
ガイドブックにはローストビーフ・ローストポークなど数種類のレシピが掲載されています。
ガイドブックに数種類のレシピが掲載されていても、実際に低温調理器「BONIQ(ボニーク)を購入した後にいろいろなお料理を作りたい!でも低温調理器を使ったレシピ集ってあまり聞いたことが無いから、使えるか心配だわ・・・
低温調理器「BONIQ(ボニーク)なら、公式HPで低温調理器「BONIQ(ボニーク)を使ったレシピが日々更新されているので、いろいろなお料理を作ることが出来ます!またインスタでも紹介されているので安心です。
低温調理器「BONIQ(ボニーク)」使い方
大きめの鍋にBONIQ(ボニーク)をクリップではさんで固定する。
※BONIQ(ボニーク)の底は磁石になっているので、お鍋によってはクリップなしでも使えますが、私は倒れたりするのが不安なのでクリップを使いました。
お湯の温度が60℃になってからタイマーをセット!
以前に使っていた低温調理器デリシェフとBONIQ(ボニーク)の出来上がりを比較したいので、同じお料理を作ってみました。
今回ローストビーフ・鶏ハム・サーモンコンフィ・ローストポークの4種類を時間差で仕上げました。
タイマーは一番時間の長いローストポークに合わせて2時間に設定する。
一番後に出来上がるローストポークを先に入れる。取り出す時間が長い順番に入れる。
時間が来たらお知らせの音楽が鳴り、BONIQ(ボニーク)の調理は終了です。ローストビーフ・ローストポークはそれぞれ焦げ目をつけてソースを作ります。
真空低温調理器BONIQ(ボニーク)のレシピ
温度は全て60℃の設定です。
ローストビーフ
材料
牛ももブロック 300g
ハウス香りソルト4種のペッパーソルト 小1/2
ソースの材料
赤ワイン 大1
醤油 大2
肉汁 大2
わさびor柚子胡椒 適量
※ハウス香りソルト4種のペッパーソルトが無いとき
塩・・・小1/2 黒胡椒・適量
低温調理準備
1 牛ももブロック肉に、ハウス香りソルト4種のペッパーソルトをしっかりとすりこむ。
※加熱時間 1時間30分
仕上げ
1
BONIQ(ボニーク)から取り出すと、袋の中に肉汁が出来ています。この肉汁は捨てないでソースに使います。
3 肉を取り出した後、肉汁とわさびor柚子胡椒以外の調味料を入れて煮詰めてソースの出来上がり。
4
粗熱が取れたら薄目にスライスする。
※スライスした時はこのような色をしていますが、空気に触れると上のお写真のように赤くなります。
5 4をお皿に盛りつけてわさびor柚子胡椒をつけてお召し上がりくださいね。
のこったローストビーフはあくる日の朝食に!ローストビーフサンドとカスクートです。
ローストポーク
材料
豚肩ロースブロック 300g
ハウス香りソルト4種のペッパーソルト 小1/2
ローリエ 1枚
タコ糸 適量
ソースの材料
醤油 大2
みりん 大2
酒 大1
肉汁 大2
低温調理準備
1 豚肩ロースブロック肉に、ハウス香りソルト4種のペッパーソルトをしっかりとすりこむ。
2 1をタコ糸で巻いて成形する。
3
2の上に切れ込みを入れたローリエを置き、ジプロックorポリ袋でしっかりと空気を抜き真空にする。
※加熱時間 2時間
仕上げ
BONIQ(ボニーク)から取り出すと、袋の中に肉汁が出来ています。この肉汁は捨てないでソースに使います。
タコ糸を取り、フライパンで全体をこんがりと焼く。
※フライパンのふちに押し当てるようにして焼くと、しっかりと焦げ目がつきます。
肉を取り出した後、肉汁と調味料を入れて煮詰めてソースの出来上がり。
サラダチキン エスニック風 (お子さま用レシピあり)
鶏むね肉1枚
ガラムマサラ小1/2
コリアンダーパウダー小1/2
クミンパウダー小1/2
ターメリック小1/4
チリパウダー(お好みで辛さ調節)小1
塩小1/3~1/2
ヨーグルト(プレーン)大1
※お子様用の材料
鶏むね肉 1枚
砂糖 小1
塩 小1
カレーパウダー 大1
低温調理準備
1 はじめに塩とスパイスを混ぜておく。
2 ジプロックに1・鶏むね肉・ヨーグルトを入れてしっかりと空気を抜く。
※加熱時間 50分
サーモンのコンフィ
サーモン 1柵
フレンチハーブミックス 少々
ホワイトペッパー 少々
塩 小1/2
オリーブ油 大1
低温調理準備
1 サーモンに調味料を振りかけてなじませる。
2
ジプロックに1とオリーブ油を入れ空気をしっかりと抜く。
※加熱時間 50分
サーモンサンドの作り方
材料
サーモンコンフィ
マヨネーズ
ピンクペッパー
フランスパン
グリーンリーフ
作り方
1
サーモンコンフィをフォークなどでつぶしながらマヨネーズと混ぜる。
2 フランスパンに切れ込みを入れ、1・グリーンリーフなどを挟み、ピンクペッパーをトッピング。
フランスパンを薄くスライスして、サーモンコンフィをトッピングしてカナッペ風
真空低温調理とはどんな調理法?
真空調理の始まりはフランス料理です。
フランス料理の調理法で「焼く・蒸す・煮る」に次いで「第4の調理法」とよばれる新しい調理法として始まりました。
真空調理は1970年代にフランス人コックのジョルジュ・プラリュ達によって始められ、約50年近く前から使われていた歴史ある調理法です。
しかし真空調理は実際にはフランス人のシェフに確立される以前から、アメリカなどでは60年代の後半あたりから無水鍋・油を使わずに加熱するお鍋とかがあり、真空調理はされていましたが、その集大成のような格付けで70年代にフラン人のコックさんにより確立された調理法です。
真空調理とは別名「低温調理」とも呼ばれています。真空調理とは一言で言うとお鍋に湯を沸かして、真空にしたものを入れ蓋をして一定の温度になるように温度管理をしながら調理する調理法です。
真空にする2つの方法
真空パック器を使う
わが家が使っている真空パック器はCCP 【BONABONAシリーズ】 真空パック器 セミプロタイプ <ロールカッター付き> ホワイト BZ-V34-WHです。真空調理のレシピ開発のお仕事を初めてさせていただいた時に提供していただいた真空パック器です。
真空パック器にもよりますが、こちらの真空パック器は空気を抜くときに水分を一緒に吸い上げてしまうので、水分の多いものを真空にするには不向きだと思っています。あとでご紹介させていただくサーモンのコンフィはオリーブ油と一緒に真空パックにするので使いにくいですね。
ジプロック及びポリ袋で真空にする方法
ジプロックで真空にする方法は、ジッパーを閉めるときに少し開けておいて、丸めたりして空気を抜いていくとほぼ空気が抜けます。
ポリ袋で真空にする方法は、大きめのボールにたっぷりと水を入れ、その中に食材を入れたポリ袋を浸していくと、浸透圧で空気が抜けます。あとは空気が入らないようにポリ袋を縛るだけです。
お写真はサーモンのコンフィの工程写真です。
低温調理をする場合はジプロックとポリ袋で真空にする方法がランニングコストがかからなくてお勧めです。
ポリ袋で真空低温調理する時の注意点
ポリ袋を使って真空低温調理をする場合は、使うポリ袋は食品用を使ってくださいね。
こちらのポリ袋は裏面に湯せん料理の表示があるので安心です。耐熱温度が110℃になっているので、お鍋で低温調理する時にも安心して使えます。
耐熱温度などは日本サニパック公式HPでも確認しました。
下記の日本サニパック公式HPにアクセスしてから、カーソルを下に下げると耐熱温度などが表示されています。
きっちんばたけ詳細>>>日本サニパック公式HP
低温調理器&真空パック器のセット
新鮮な食材を真空パックして冷凍庫・冷蔵庫で保存する保存方法がブームになり、なおかつ低温調理器「BONIQ(ボニーク)」などの低温調理器の調理方法。
どうせならどちらも揃えたい!
そんな方には貝印さまが販売されている「KaiHouse aio The Sousvide Machine 低温調理器」なら、低温調理器と真空パック器、そして専用の袋もセットになっています。
KaiHouse aio The Sousvide Machine 低温調理器
数年前から真空パック器をヘビロテして、手作り味噌などを作ったりしているので、今購入するなら絶対に「低温調理器&真空パック器のセット」を購入していました。
企業様から真空調理のレシピ開発のお仕事を依頼された時は、真空調理器具があまり出回っておらず、提供していただいた真空調理器を使っていましたが、
「KaiHouse aio The Sousvide Machine 低温調理器」にセットされている真空パック器はスリムで使いやすそう!
狭小キッチンなので片付けやすそう!そういう理由で、次購入する時は絶対に「KaiHouse aio The Sousvide Machine 低温調理器」と決めています。
低温調理器「BONIQ(ボニーク)」で作れるお料理
かぼちゃの甘煮・さつまいものレモン煮・ぶりの照り焼き・真空低温調理してあとはごはんと混ぜるだけの自家製レトルト鶏めしの素・鶏の八幡巻き(おせち料理)
真空低温調理は万能の調理方法で、ご紹介したレシピの他には自家製レトルト・自家製炊き込みご飯の素・煮物など洋食から和食まで幅広く作れるのに、とっても美味しい調理法です。
またお料理だけでなくデザートのリンゴのプリザーブ・ストロベリーソースなども作れるので、ヨーグルト・ケーキのトッピングなどいろいろ作れます。
友人・親戚が集まるパーティから、年末に作るおせち料理も、一度に数種類のお料理が作れるのでとっても助かります!材料をジプロックに入れてあとはBONIQ(ボニーク)におまかせで、他のお料理を作ったり、大掃除をしたりと時間を有効に使えるので忙しい時こそBONIQ(ボニーク)!
管理人は真空調理を始めてから、普段のお料理をはじめおせち料理まで真空調理が大活躍です!
一度低温調理をしてみると、もうその調理法が便利で美味しすぎて手放せなくなるほどです。真空低温調理が楽しすぎて、次から次へと作りたいものが後を絶ちません^^
低温調理器「BONIQ(ボニーク)」使用後のまとめ
デリシェフと低温調理器「BONIQ(ボニーク)」の両方使った感想は、低温調理器「BONIQ(ボニーク)」の方がとっても使いやすい!
そのわけは、サイズがコンパクトで邪魔にならない!
ショップジャパンさんのデリシェフはサイズが大きすぎて、わが家の狭小キッチンに置くには邪魔になり、結局はお蔵入りになっていましたが、低温調理器「BONIQ(ボニーク)」ならサイズがコンパクトなので、わが家の狭小キッチンでも置き場所に困らない大きさです。