春の台所仕事のひとつ、筍の下ごしらえ。その中でも姫皮は、ほのかに甘く、やさしい食感で、煮ものや和え物に重宝します。
今回は、この姫皮と、乾燥湯葉。そして、昨年冷凍しておいた実山椒をピリッと効かせて、滋味あふれる佃煮を炊いてみました。
やわらかな姫皮と、湯葉に、実山椒のさわやかな香りがふんわりと重なって、ごはんが進む一品に。
旬を過ぎた素材たちが、季節を越えて出会い、ひとつの味になる。そんな台所の楽しみを、佃煮という形でお届けします。
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たけのこ姫皮と湯葉の佃煮レシピ
- 材料
- たけのこ姫皮 120g
乾燥湯葉 3枚(10×15)
ちりめんじゃこ 10g
木の芽 適量
酒 大5
醤油 大4
みりん 大3
- 作り方
- 1 姫皮を繊維を断つようにして3ミリぐらいの幅に切る。
2 乾燥湯葉は熱湯で戻し、姫皮の大きさに合わせて切る。
3 鍋に調味料を煮立てて、材料を全て入れ、
水分が無くなるまで、弱火で煮詰める。
4 器に盛り付けて木の芽をトッピングするとまるで料亭です。
たけのこの姫皮は、とってもやわらかいので、先日ご紹介したように和え物にするとお酒のアテに、
そしてとっても上品なので、おもてなしにもおすすめです。
たきたてご飯と一緒にほうばりたい!こしひかり情報
たけのこの姫皮は、生のたけのこを皮ごとゆでた時にだけ食べられる宝物。
旬のこの時期、ゆでた人にしか手に入れることが出来ない宝物。
大き目のお鍋が必要になりますが、是非皮ごとゆでて、
姫皮の美味しさを味わってくださいね。

あつあつの炊き立てご飯の上にのせて、お口いっぱいほうばって食べると最高です!
今年はお米が高いですが、やはり炊き立てご飯と一緒に食べたいです!
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保存期間は冷蔵で約1週間。
姫皮は、先の方がやわらかくて美味しいんですよ。
なので、美味しいところはほんの少しだけしかありません。
下の方はお吸い物にしたり、若竹そばの具にしたりして楽しんでいます。
佃煮はおにぎりの具・お弁当にもとっても美味しいですよ。
春のお弁当におすすめです。
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