棕櫚(しゅろ)のやさしいたわし

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高田耕造商店 たわし しゅろのやさしいたわし ねじり YT-13 【雑貨】手作り 紀州 キッチン 鉄フライパン ブラシタワシ 束子 食器洗い

たわしは固いというイメージを持たれていると思います。
一般に使われているたわしは、パームヤシの繊維を束ねたたわしです。
しかし棕櫚(しゅろ)で出来たたわしは、柔らかくてコシが強い!
たわし職人さんが1つ1つ丁寧に手作業で、心をこめられて作られているのが
高田耕造商店さんの「やさしいたわし」です。



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棕櫚(しゅろ)とは

棕櫚とはヤシ科の常緑高木で幹を抱くように巻いている樹皮が特徴です。
その樹皮は腐りにくく大変丈夫で、古くから繊維を取るために重宝されてきました。
特に紀州原産の棕櫚は良質とされてきていますが、一時期職人さんの高齢化と上質な棕櫚山の消失で、国産の上質の棕櫚の入手が出来なくなっていましたが、高田耕造商店さんのご尽力で再び棕櫚が手入れされ始め上質の棕櫚を取ることが出来るようになってきました。

和歌山県海南市は棕櫚のたわしやほうき、縄などの産業が盛んでしたが
だんだんと職人さん・棕櫚を採取する人たちの高齢化で衰退してきたところ
高田耕造商店さんが海南市の家庭用品産業のルーツを守りたい一心で再生され
今では紀州産の棕櫚を使った製品は高田耕造商店さん以外では手に入れることが出来ないほどになっています。

たわしとは

本来のたわしは棕櫚の幹を抱くように巻いている樹皮一枚一枚採取して、
色味・状態の良いものを選別し網状になっている繊維を専用の毛捌き械を使って束ねて
それを何工程もの手作業でたわしに仕上げていきます。
一般に売っているたわしは、このような工程で作っていないため繊維が抜けてきて
最後にはバラけてしまいますが、高田耕造商店さんの「やさしいたわし」は最後まで使える上質な物です。

今日ご紹介する「やさしいたわし」は「ねじり」という商品で
土鍋の内側などを洗うときも、フィットして洗い残しがないように
綺麗に洗えます。
「やさしいたわし」はとっても柔らかいので、触った感触ではこんなに綺麗になると思えませんが
コシがしっかりしているので、とっても使いやすく、お鍋も綺麗になりました。

手に持つと、こんなにフィットするのでとっても扱いやすいです。

先が丸くなっているので、土鍋の内側の淵にフィットしてキレイに洗い上がります。

余談ですが以前に「たわし健康法」がブームになったときに、
たわしを購入して、お風呂で体を洗ってみましたがすごく痛くって断念しました。
きっと「たわし健康法」のたわしは、このように棕櫚で作られたたわしを使うのだと思います。

日本人の手仕事が素晴らしいと世界で評価を受けていますが
このように昔ながらの製法で、一つ一つ丁寧に手作りされた逸品は
これからも引き継がれていってほしいと思います。

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